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グリーン復興に向けた伴走型支援(宮城県塩竈市)

「グリーン復興」に向けた伴走型コンサルティング

20140509
浦戸諸島は、宮城県塩竈市に属し、日本三景・松島の美しい景観を構成する島々です。
桂島・野々島・寒風沢島・朴島の四つの有人島に400人程が暮らす小さな島々ですが、天水を利用した塩竈市唯一の水田や島に点在する畑ではお米や野菜が実り、美味しい牡蠣や海苔が松島湾の海の恵みをたっぷり受け大切に育てられています。

しかし、以前から過疎化・高齢化が進み、漁業の担い手の減少が問題となっていたところで発生した東日本大震災で、若者を中心に多くの島民が島を出てしまい、過疎化がより深刻になってきています。

そんな状況の中、地域の牡蠣漁師さんやその奥さん(島のお母さん)達は、豊かな自然の力を活かしながら、震災前にはなかった新たな商品・サービスをつくって、新しい産業を創造していく「グリーン復興」に取り組み始めました。島民の方々と、大学の研究者、地域のNPO等の支援者が一緒になって、島の「自然」・「歴史」・「食」を活かした観光や地域ブランドの開発などに取り組んでいます。

※参考:グリーン復興とは(グリーン復興事業者パートナーシップ 公式サイトより)
http://www.green-r-p.jp/about/

さとゆめも、協賛企業として、浦戸諸島のグリーン復興の歩みを支援しています。具体的には、以下に取組みました。


商材探しと商品開発



2014年1月、実際に浦戸諸島を訪問し、漁業関係者の皆さん、商品開発に携わる島のお母さん、現地の応援者の皆さんとともに、ワークショップに参加。浦戸諸島の持つ魅力や資源について、沢山の意見を交わしました。また、夜は、島のお母さん方のお宅にお邪魔し、郷土料理や地域の食材を使った加工品などを、試食させて頂きました(正確には、ご馳走になりました)。ここで得られた情報や意見をもとに、商品開発が始まりました。

その後は、島のお母さんや牡蠣漁師さん、海苔漁師さん達とやりとりしながら試作した商品を、東京に送って頂き、試食会を開き、意見を聞いて、改善してはまた試食会の繰り返し。1月から2月までの実質1ヶ月半ほどの期間に、「島のおすそわけ」シリーズと題した10程の商品が出来上がりました。


テスト販売



2月、さとゆめのコーディネートにより、秋葉原「日本百貨店しょくひんかん」と、永田町「さとゆめLAB SHOP」で、「日本三景・松島湾 浦戸諸島のおいしいものフェア」と題して、新たに開発した商品のテスト販売、プロモーションを行いました。

売れるかどうか不安を抱えたままの販売開始だったのですが、蓋をあけてみたら、増産につぐ増産で、それでも、最終日には、商品棚がすっからかん。「カキぽん」に至っては、1000個以上も売れました。

※参考:カキぽんについて(嶋田のブログより)
http://shumpeishimada.hatenablog.com/entry/2014/02/22/233000

期間中は、浦戸諸島の牡蠣漁師の皆さんやお母さんにも東京に来て頂き、店頭で焼き牡蠣等のふるまいをして頂きました。ありがとうございました。

なお、テスト販売した商品のうち、幾つかの商品は、デザインを改良した後、本格的に販売が開始されました。ご関心のある方は、海の子Net.オンラインショップで買うことができます。

※参考:海の子Net.オンラインショップ(株式会社海の子Net.)
http://uminoko.net/


みどりの感謝祭への出店



5月には、日比谷公園で行われた「みどりの感謝祭」に株式会社海の子Net.さんと共同で出店し、焼き牡蠣とアサリの酒蒸しの提供と、浦戸の新商品の販売を行いました。

浦戸諸島からその日の朝に到着した4000個ほどの牡蠣、同じくらいの量のアサリが、2日間でほとんど売り切れました。浦戸から漁師さんに3人来て頂いて、牡蠣の殻むきを同時進行でやっていたのですが、追い付かないくらいの売れ行き。改めて、牡蠣の商材としてのポテンシャルを思い知らされました。

※参考:東京日比谷公園『みどりの感謝祭』に松島湾産のあさりと浦戸産の牡蛎を提供しに行ってきました!(うらと海の子再生プロジェクト)
http://www.uminoko-saisei.net/blog/blog_140512.html


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さとゆめの、浦戸諸島との伴走はまだまだ続きます。