2023年2月22日発売、島村菜津著『世界中から人が押し寄せる小さな村~新時代の観光の哲学』(光文社)で、「NIPPONIA 小菅 源流の村」が、日本におけるアルベルゴ・ディフーゾ(分散型の宿)の代表例として紹介されました。
アルベルゴは宿、ディフーゾは拡散するといった意味のイタリア語を組み合わせた造語で、1976年、イタリア北部の山間地の村で生まれた「レセプション」という小さな宿が起源と呼ばれ、今、このアルベルゴ・ディフーゾはイタリア全土に広がっています。さらには、『NIPPONIA 小菅 源流の村』を含むNIPPONIAを掲げるホテルも、同じ形態のもので、日本では、分散型ホテルと呼ばれています。
本書では、イタリアにおけるアルベルゴ・ディフーゾが生まれ、広がっていった時代背景、先駆者たちの想い、そして地域に及ぼした影響、そして、日本における分散型ホテルの潮流や事例などが詳しく紹介されています。アルベルゴ・ディフーゾや分散型ホテルに興味のある方は必読の書と言えるでしょう。
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