さとゆめとは
さとゆめは、「ふるさとの夢をかたちに」というミッションを掲げています。
地域の方々の夢を、計画や戦略に落とし込むところまでではなく、
より具体的な「かたち」、つまり、商品やサービス、事業、雇用になるところまで、
支援し続けようという思いを込めています。
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さとゆめは、地域の戦略策定や計画づくりだけにとどまらず、
その先にあるマーケティング戦略や商品開発、販路開拓、
そして施設運営、組織経営まで、一気通貫で支援する
「伴走型コンサルティング」を実行します。
創業以来、とことん地域、生産者と伴走し続ける、
新しいコンサルティング会社のあり方を模索してきました。
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2019年に、さとゆめのミッション、ビジョン、バリューを言語化し、「さとゆめたる所以(ゆえん)」と名付けたステートメントを策定しました。
そこで、全社員でつくったビジョンが「すべての人がふるさとに誇りを持ち、ふるさとの力になれる社会をつくる」です。
私たちが全国各地に伴走する中で、常々感じることは、人には「ふるさと」が必要であるということ。都会で生まれ都会で育ち、土地・地域との関係がどんどん希薄化する現代社会の中で、地域への関心が高まっているのは、人々が「ふるさと」を根源的に求めているからだと考えています。

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2015年から日本全体の人口が減少期に入り、我々が関わっている町や村は、まさに人口減少時代の最先端にあるような地域です。10年前なら「田舎には仕事がない」とよく言われていましたが、今では「仕事はあるけど、人がいない」という状況があらゆる地域で起きています。
これまでの事業化のプロセスは、計画を立てて、資金を集めて、事業を立ち上げて、最後に人材を集める、という“計画起点”でしたが、これからは、想いやビジョンを持った人材を発掘・育成し、その人とともに、計画をつくり資金を集め、その人とともに事業を立ち上げ・運営していくという、“人起点”へと転換することにしたのです。