謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
旧年中は、伴走先地域の皆様、事業にご協力くださっている皆様には、大変お世話になりました。心から感謝申し上げます。
2021年は、さとゆめにとって大きな年でした。
「計画起点」の伴走型コンサルティング会社から、「人起点」の事業プロデュース会社へと進化するために、「伴走」のカルチャーを大切に守りつつ、業務プロセス、組織体制、事業ポートフォリオ、資本比率等、会社の在り方を根底から見直す一年でした。
さらには、新しいコーポレートアイデンティティ「Local Business Incubator -人を起点として、地域に事業を生み出す会社-」の策定、コーポレートロゴの改定、人起点を具現化する新事業「100DIVE」の立ち上げ、JR東日本グループとの資本業務提携、出資による企業の設立3社と、様々な新しい試みを行いました。
そして迎える2022年。
さとゆめ及び出資先企業は、計5社となりました。以下の陣容で地域に向き合ってまいります。
・株式会社さとゆめ 伴走型コンサルティング、事業プロデュース
・株式会社EDGE 分散型古民家ホテルの開発、運営
・株式会社かほくらし社 アンテナショップや道の駅の運営、地域商社事業の展開
・株式会社100DIVE 人起点で事業創出を目指す100DIVEの運営
・沿線まるごと株式会社 鉄道沿線の活性化に向けた宿泊事業、人材育成事業、コンサルティング事業等
さとゆめ及び出資先企業の直営事業・施設も、4つとなりました。
・癒しの森事業(長野県信濃町) 健康経営×保養地形成事業
・NIPPONIA 小菅 源流の村(山梨県小菅村) 700人の村がひとつのホテルに
・かほくらし(東京都世田谷区三軒茶屋) 山形県河北町の町単独アンテナショップ
・TOKYO GIFTS62(東京都庁1階) 東京都の62の区市町村の特産品を発信するギフトショップ
今年、さとゆめは創業10年目を数え、少しずつ組織や事業が成長し、体制は整ってきてはいますが、それ以上のスピードで、地域では過疎化・高齢化が深刻さを増し、地域の課題や、我々に対する期待や責任も大きくなっていることを実感しています。
伴走させてくださっている約40の地域の皆様の期待に応えるべく、役員・社員一同、これまで以上に、責任感を持って、地域に伴走し、事業の立ち上げや運営に尽力してまいります。そして、会社のアイデンティティ(存在意義)として掲げる「人を起点として、地域に事業を生み出す会社」になったと地域の方々から認めて頂けるよう、全力で取り組んでまいります。
皆様の今年一年のご健康とご多幸を祈っております。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
2022年1月吉日
株式会社さとゆめ 代表取締役 嶋田俊平