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2024年 新年のご挨拶

新年明けましておめでとうございます。
旧年中は大変お世話になり、誠にありがとうございました。

令和6年は、元旦から能登半島地震、そして、2日には羽田空港での事故と、心が痛む年明けとなってしまいました。
本来であればゆっくりと新年を祝福すべき時に、家族や友人を失われた方々や、家や職場を被災された方々に心からお見舞い申し上げるとともに、少しでも早く、温もりや安全安心、穏やかな日常が戻ることを願っております。

弊社といたしましても、能登半島出身の社員もおりますし、大きな被害のあった北陸・東北エリアには伴走先自治体も複数あり、ビジネスパートナーも多くいらっしゃいますので、現在、各所に情報収集を続けており、さとゆめとしてできること、さとゆめならではの貢献方法を見出してまいります。

さて、2012年に登記、2013年5月に「ふるさとの夢をかたちに」をミッションに掲げ、伴走型コンサルタント会社として開業した弊社も創業10年を越え、今では全国50以上の自治体に伴走させて頂き、社員数も約30人となりました。これもひとえに、ここまで支えてきてくださった地域、自治体、企業の皆様のおかげであり、感謝の念に堪えません。

特に、10周年となる2023年には、JR東日本との共同出資会社である沿線まるごと株式会社が、第7回ジャパン・ツーリズム・アワードで最高賞「国土交通大臣賞」を受賞したこと、著名な英字紙Tokyo Weekenderの発行する 「The Bucket List」(死ぬまでに訪問したい場所リスト)に、NIPPONIA 小菅 源流の村が紹介されたことをはじめ、毎日のように、さとゆめが関わる地域・事業・プロジェクトがメディアで紹介される等、これまでの10年間、地道に伴走してきたことが花開いた年でもありました。
 ■第7回ジャパン・ツーリズム・アワードで国土交通大臣賞を受賞 
 ■「The Bucket List」で「NIPPONIA 小菅 源流の村」が紹介
 ※メディア掲載情報はこちらもご参照ください。

一方で、この状況に甘んじてはいけないと気を引き締めているところでもあります。弊社が長期伴走できている地域は、全国1750自治体からするとごくごく一部ですし、全国数万の集落では、今日も、多くの歴史的な価値ある建造物が雨風に朽ちたり、美しい風景を構成する田畑が放棄されたり、古来から続く生業・文化が失われたりと、地方の衰退は留まる気配はありません。

そうした状況の中、弊社では、伴走させていただいている地域のご期待に応えられるよう、日々地域の方々の声に耳を傾け、事業化に向けたコンサルティングを行うとともに、地域に事業化に必要な人材や資金も提供できるプラットフォームの構築など、新たな価値を提供できる会社になりたいと考えております。2024年中に皆様に、新たなサービスをお披露目できるよう、鋭意開発を進めております。

いきなり重いニュースが飛び交うスタートとなった2024年ですが、微力ながら、少しでも明るい話題を発信していけるよう、役員・社員一同、頑張ってまいります。

本年も、どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

2024年1月吉日

株式会社さとゆめ
代表取締役CEO 嶋田俊平

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