2025年9月26日(金)、イタリア文化会館ホールにて開催された「地域を守る観光とアルベルゴ・ディフーゾを考える」日伊シンポジウムに、弊社代表・嶋田が登壇しました。
当日はホール満席となる370名の参加者のもと、第一部では、日本の分散型ホテルの源流とも言えるアルベルゴ・ディフーゾの先駆者、アブルッツォ州の標高1250mの山村サント・ステファノ・デイ・セッサニオで古民家ホテル群「セクスタンティオ」を運営するダニエーレ・キルグレン氏が基調講演をされました。アルベルゴ・ディフーゾは、廃村・空き家問題の救世主となりうる、これからの観光の重要なキーワードであり、その哲学と実践についてお話をされました。
また第二部『地域を豊かにする観光とアルベルゴ・ディフーゾとは』というテーマのパネルディスカッションでは、弊社代表・嶋田がパネリストとして登壇しました。
弊社と同じく地域活性化に尽力している方々と共に、世界の観光地で問題になっているオーバーツーリズムや地域住民の生活の質の向上などを踏まえた持続可能な観光について、またグローバルにおける文化や価値観といったその土地のアイデンティティの保護についてなど、少子高齢化や空き家などの課題を抱える地方を再生する、これからの観光の在り方について、様々な意見が交わされました。
■シンポジウム主催:一般社団法人 日本ファームステイ協会( https://jpcsa.org/ )/イタリア文化会館( https://iictokyo.esteri.it/ja/ )
