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ヘルシー食材の産地化に向けた機能性野菜のPR

20141012

宇土市は九州のほぼ中央、熊本市に隣接しており、県内の主要道路や鉄道が集中する交通の要衝となっています。歴史的にも、中世から交通の要であり、豪族たちがその支配をめぐって争いを続けてきました。キリシタン大名として有名な小西行長の城下町でもありました。

そして、農林水産業が盛んな土地でもあり、有明海や平野、里山などの多様な地形、そして暖かい気候を活かし、年間を通じて様々な食材が生産されています。近年は、都市部の消費者の健康や美容への関心の高まりをうけて、栄養価の高い野菜や加工品などのヘルシー食材の生産に力を入れています。

その宇土市が農林水産大臣より「食のモデル地域構築計画」の認定を受けたことを受け(全国66地域)、さとゆめも、その計画の実行に向けた取り組みに参画させて頂きました。

豊富な産品が収穫できるものの、「宇土と言えば、これ」というブランド産品がないため、多くの産品が付加価値があまりつかないまま域外に出て行く現状を変えようという食材のブランド化計画です。

宇土の食の紹介冊子「うと ほんと?」の制作

まずは、宇土の食材のブランド化を図る前に、宇土の食材のことを市民がしっかりと理解するためのツールを整備しようと、宇土の食の紹介冊子「うと ほんと?」を制作しました。

※参考:宇土の食の紹介冊子「うと ほんと?−うまか宇土の、よか〜真実、お教えします!−」が完成しました(宇土市)
http://www.city.uto.kumamoto.jp/q/aview/2/6643.html

これまで市外はもちろん市民にもあまり知られていなかった宇土市の食材の魅力や特色を、様々に掘り起こすためのキーフレーズとして「うと,ほんと?」を活用し、食材の生産者や、その食材を使った料理や商品を提供する事業者を、そのこだわりや思いも含めて紹介しています。

なお、巻末には、本冊子で紹介した生産者や飲食店・商店等の所在地を示すマップを掲載し、市民や観光客等の来訪者がそこを訪れ、宇土の食に親しむことを促進する工夫も盛り込みました。

「宇土うまかもんフェア」の開催

2013年の3月には、さとゆめ直営店「さとゆめLAB SHOP」で、宇土市のおいしいものをたくさん集めた「宇土うまかもんフェア」を開催しました。

皇室献上品にもなった「網田ネーブル」や糖度9度の甘い「舞姫トマト」、噂の健康野菜の「おかわかめ」や「きく糖」など、東京ではなかなか手に入らないものを紹介することができました。

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